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静かな漁村の宿をチェックアウトする際、近くに変わった滝があるので、寄って見て行く良いと教えてもらいました。そう期待もせずに行ってみると、なんと、なんと、これはすごかったです。「桶滝」という名前なのですが、一目見て、なるほど〜と納得したものの、まさか底が抜けた桶だとは、予想だにしませんでした。もともと軽い滝ファンなのですが、こんな滝は見た事ないです。もっと有名になっても不思議はない滝だと思いました。
これが泊った漁村のほぼ全貌です。港と家々の間に立っているのは防風のための「間垣」というもので、毎年2〜3割を補強のために作り直すそうです。
輪島の朝市は、新鮮で美味しそうな魚がたくさんあって、買いたかったけど、まだもう一泊あるので泣く泣く我慢。
輪島からは、出来るだけ能登半島の西海岸沿いに金沢に向かってドライブしながら、天気は良いけど風が強くて荒れた日本海のダイナミックな景色を堪能しました。
中でも圧巻は「義経の船隠し」で、源頼朝から逃れるため、嵐を避けるために、この入り江に48隻もの舟を隠したと言われている所です。こんなに海が荒れている時に舟を入れたら、木っ端みじんになりそうです。
さらに海岸沿いに行くと、能登金剛の巌門という景勝地です。洞窟をくぐり抜けると遊覧船の船着き場がありましたが、荒れていて本日欠航。残念。
予想以上に素晴らしかったのは、金沢のちょっと手前の「千里浜なぎさハイウェイ」です。こんなに海の間際を4WDでもない普通の車で走れるとはビックリでした。運転はかなり緊張します。時々ちょっと横滑りしている感じ。
金沢市街に入り、兼六園とひがし茶屋街をさっと観光。茶屋街には、高野山の出店があって、お坊さんたちがパフォーマンスをしていました。アイスやらスイーツやら売っていて、今時のお寺はナウいものです(という表現が古いですが)。
能登半島の旅のしめくくりは、ARC仲間で地元のふりびとさん・MOTOSUさんとの夕食で、雰囲気の良いお店で美味しい海鮮ものやお酒をいただきました。大変お世話になりありがとうございました! 写真の魚「のどぐろ」は、特別に美味しかったので、翌朝帰路に着く前に、市場で仕入れていきました。