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朝は冷え込んで、宿の朝食の時には囲炉裏に炭がおこしてあったのが嬉しい。焼き朴葉味噌が良いご飯のおかずになった。
宿を出て、昨日来た道を10km程戻り、白川郷で世界遺産に指定された荻町集落の全体を見渡せる展望台にまず行った。
五箇山で見た2つの集落より大規模で、いつかまた来て泊まるなら、集落の中の合掌造りの民宿が良いと思った。
集落の中は、どこを歩いても楽しい。
合掌造りでは最大級の明善寺の建物に入ってみた。
囲炉裏の煙が屋内の上の方までほんのり漂っているのが良い感じだ。
上からは、隣の田んぼでちょうど稲刈りをしている様子が眺められて面白い。
たわわに実った稲穂をハゼ掛けにして乾燥させた美味しいお米を、後で道の駅で入手した。
季節的に色々な花も咲いていて、合掌造りの景色を引き立てている。
集落の中は清水があちこちに流れていて、ふと水の中を覗くと、大きなニジマスが泳いでいたりして驚かされる。
最後に五平餅とみたらし団子のおやつにして、吊り橋を渡って駐車場に戻り、白川郷を後にした。