ナパリ海岸(カウアイ島)クルーズ〜フェアウェル

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航程変更

実は、シドニーを出港する日の朝、後半のクルーズの全ての寄港地におよぶ大幅な航程変更のお知らせが来ました。

ライアテア島、モーレア島、カウアイ島で予約していた現地ツアーを乗船前にキャンセルし、乗船後にそれぞれ新たに船の寄港地ツアーを予約して、ちょっと大変でしたが、良いこともあって、新たな航程では今日の「ナパリ海岸クルーズ」が追加されていました。

ナウィリウィリ出港

ナウィリウィリ寄港時のオーバーナイト(港で1泊)は変わりませんが、昼過ぎの出港が早朝に変わったので、朝焼けの雲に見送られて船は岸壁を離れました。

港の外に出ると、待ち構えていたかのようにルビー・プリンセス号(11万トン)が入港していきました。

他のクルーズ船と近くですれ違うのは嬉しいものです。

後でどのような船か調べてみて驚いたのですが、COVID-19パンデミックで最も多い死者(28名)が出たのがこのルビー・プリンセス号でした。ちなみに2番目に多かったのが、横浜に入港したダイアモンド・プリンセス号の14名でした。

スタンバイ

ナウィリウィリ出港後にカウアイ島を反時計回りに回って、北西部のナパリ海岸が近づいてきたので、デッキから景色を眺めたい船客がスタンバイし始めました。

我が家の船室はラッキーなことに左舷側なので、ドリンク(アルコールなしのフルーツカクテル)を用意してバルコニーでスタンバイです。

かなり沖の方を進んでいるので、もっと島に近づいてくれたらいいのにと思っていたら・・・

ナパリ海岸

ちゃんと進路変更して海岸に近づき、崖を流れ落ちる滝も見えてきました。

ナパリ海岸は、高さが千メートルほどもある崖が20km以上に渡って続く景勝地で、崖肌のクリスマスツリーみたいな尖った三角形のたくさんの模様や、所々にある赤い岩が印象的でした、

最後の方で現れたこの大きな谷も印象的でした。

20世紀初め頃まで先住民がナパリ海岸の谷にも住んでいたそうですが、いったいどのような生活だったのだろうと思います。

フェアウェル

クルーズ最後の晩、クルーズ最大のショー「エレメンツ」をもう一度見ました。

今回は2つのクルーズに続けて乗船しているので、多くのショーは繰り返しになりますが、どのショーが素晴らしくてもう一度見たいかが分かっているという利点もあります。

ショーの後にステージに出て来た船のスタッフ全員に、船客からスタンディングオベーションを送りました。

天気にも恵まれ、楽しめる寄港地も多く、船自体も申し分なくて、とても良いクルーズでした。

明朝の下船に備えてパッキングしたスーツケースを廊下に出してから休みました。

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