カボ・サン・ルーカス寄港:スノーケリング、カヤック、ホエール・ウォッチング

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最初の寄港地

メキシコ西海岸に長く延びているバハ・カリフォルニア半島の先端がいよいよ見えてきました。

半島の最後は、いくつかの大きな岩と、そのふもとにビーチもあって、良い景色です。

ブリス号は、アーチになった岩がある半島の先端を回り込んだ所で11時頃に錨を降ろしました。

テンダーで上陸

今回のパナマ運河クルーズの寄港地の中で、このカボ・サン・ルーカス(Cabo San Lucas)のみ、大型クルーズ船が着岸できる港が無いため、テンダーでの上陸になります。

テンダーの順番待ちが長く、前日に予約したグループMは12時の予定でしたが、12時半になってもまだグループHです。申し込んである寄港地ツアーの集合が、上陸した所に13:15で、テンダーに45分みるような指示だったので、ツアーチケットを見せてこれで乗れるか聞くと、ツアー優先だからどうぞとのことでした。

そもそもツアーに申し込んでいる人はテンダーの予約も不要だったようで、30分以上無駄に待ってしまいました。

上陸すると、おおぜいのクルーズ船客とそれを待ち構える観光業者で大賑わいです。

ツアーが始まるまでの短い時間でしたが、港周辺を少し歩いてマリーナや灯台などを見ました。

ボートで岩場に接近

スノーケリング、カヤック、SUPの3つが楽しめる寄港地ツアー(1人$89ですが$50オフ特典で2人で$128)にインフレータブルボートに乗って出発しました。

ボートは最初に半島先端の岩場に向かい、奇岩を間近に見ました。

岩のアーチを通り抜けてくれるのかとちょっと期待しましたが、これは見るだけでした。

スノーケリング&カヤック

ボートはスピードを上げて30分ほど離れた湾に移動し、そこでまずスノーケリングをしました。

魚はそこそこにいましたが、水がかなり冷たくてあまり続けていられず、一度ボートに戻った後は、カヤックを漕いで湾内をぐるぐるしていました。

初めてSUPに挑戦してみる良い機会でもありましたが、冷たい水の中に落ちたくなかったのでパスしちゃいました。

ここは、緯度的には台湾あたりに相当する南国ですが、寒流のカリフォルニア海流が沖を流れているので、水温はあまり高くないようです。

ホエール・ウォッチング

時間になりボートが港に向かっている途中で、ザトウクジラの母子が近くに現れたため、予定になかったホエール・ウォッチングが始まりました。

スノーケリングで身体が冷えて、早く港に戻ってトイレに行きたかったのに、クジラが何頭もあちこちに現れて、その度にボートは寄り道をしたり停まったりするので、心の中では早くクジラがいなくなれ〜と願っていました。

ようやくボートはブリス号の横を通って港に戻り、急いで上陸してトイレに駆け込みました。

出航

港のアシカたちに見送られ、テンダーで17時半頃にブリス号に戻りました。

すぐに暗くなり、19時頃にブリス号は錨を上げてカボ・サン・ルーカスの夜景を後に出航しました。

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