アイスランド南東部の氷河めぐり

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今日も広大な景色の中をドライブしていると、突然、たくさんの石積みがある所がありました。行ったことはないけど、まるで賽の河原です。ここを初めて通る人は、石を積み増すのが伝統とのことで、石を1つ加えてきました。

大きな川を渡った後は、薄緑色の苔がびっしりついた岩が、道路の両側にどこまでも広がっていました。その中を何十キロも進み、ようやく車を停められる所があったので、少し歩いてみると、苔の上はフカフカでした。

ビークの宿から3時間くらいかかって、体積ではヨーロッパ最大の氷河があるスカフタフェットル国立公園に着きました。空気が澄んでいるせいか、地平線まで遮るものがないせいか、遠くに氷河が見え始めてから、そのそばまで来るのに、思ったより時間がかかりました。

ピクニックテーブルでお昼を食べた後、数あるトレールの中から一周5.7kmのコースを歩くことにしました。よく整備された道をぐんぐん登って、2つの滝を見た後、スヴァルティフォスの滝に着きました。滝の両側に柱状節理があるところなど、日光の華厳の滝に似ています。

そこからさらに登って、氷河の末端が見える所まで行きました。曇り空だったけど、約2時間の気持ちの良いハイキングでした。

16:10発の水陸両用車での氷河湖クルーズに間に合うように、急いでヨークルスアゥルロゥンまでドライブして、ラッキーなことに空きもあって乗れました。氷河が直接湖に流れ込む氷河湖から川が流れ出すところには、ミニ氷山がたくさん集まっていて、岸から見てもシュールで面白い景色です。

この氷が浮かぶ中をクルーズしました。旅行中、ここが一番寒くて一番着込みましたが、数百年から千年も前に凍った氷に触ったり、そのかけらを食べたり、楽しませてくれました。

今晩もユースホステルに宿泊です。大草原の中にポツンと建っていて、周りに何もない素敵なロケーションでした。5日目の走行距離は、約250kmでした。

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