東海道歩き26: 桑名宿→四日市宿

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いくつもの大きな川を横切らなくてはならない名古屋の辺りは、旧東海道中で唯一の海路で、その距離が七里あるので「七里の渡し」と呼ばれています。先週末、その愛知県側の宮宿まで歩いたので、次は三重県側の桑名宿からになります。1泊で行くには遠いので、次はいつ行けるだろうと思っていましたが、今週末は天気も良く暖かいとのことで、結局、朝5時に起きて、5時間車を運転してやって来ました。途中、いつも立ち寄る東名高速の富士川SAから眺める富士山が冠雪していて美しかったです。

桑名宿の七里の渡しは、広々とした川に面し、小さいけど凛とした住吉神社があり、伊勢神宮の一の鳥居がもうここにあり、周辺に他の見所も多くて、印象に残るところでした。ここで随分と時間を使ったので、本格的に歩き出したのは11時過ぎです。

朝早かったし、桑名宿の街道沿いには美味しそうなお店がいくつもあったので、お腹が早々に空いてきました。いつもお昼は、お腹が空いたらネットで近所を検索して良さそうなお店を探すのですが、今日見つけたお店はちょっと高めでしたが、それだけの値打ちがあって大満足でした。「桑名の蛤」は有名ですが、それも少しだけついていて、やはり地元の名物を味わえるのも旧東海道歩きの魅力です。

満腹になり、後はひたすら四日市宿を目指します。道中、大きな神社やお寺があれば、写真を1枚だけ撮って先に進むことが多いです。龍が格好よかったので撮ったこれもその1枚です。

今日は、3箇所で「力石」を見かけました。力持ちはこの100kg以上ある石を持ち上げてみせて力自慢ができるのでしょうが、私は大人用のは見ただけで諦めて、子供用のにしました。

日が暮れてから四日市宿に入りました。満月に近い月がきれいでした。18時にゴールの四日市駅に到着です。

今日の歩行距離は24km、3万4千歩でした。

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