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朝日に染まるグランドキャニオンをあちこちから眺める
目覚めたのは6時近くだったで、日の出を見るには遅過ぎでしたが、朝食前に出発して、日が昇り切る前の美しいグランドキャニオンをあちこちから眺めることにしました。
イーストリムにある展望台を順番に巡るのに、一般車が入れない最初の「ヤキ・ポイント」はパス。
次の「グランド・ビュー・ポイント」という最も標高が高い(2255m)展望台まで行き、朝日に染まりゆくグランドキャニオンを眺めながら、おにぎりとアプリコットを食べました。
次は「モーラン・ポイント」からのグランドキャニオンです。朝日が大渓谷の全体を照らしていて、その凸凹している様子がよく分かります。
次の「リパン・ポイント」からは、コロラド川がよく見えるし、手前の尾根にある帽子のような岩が面白いです。
イーストリムの最後は「デザートビュー・ポイント」です。ここにあるウォッチタワーに登って、カーブして流れるコロラド川や、グランドキャニオンとは反対側の平坦な砂漠の景色を眺めました。
グランドキャニオン国立公園を後にして、コロラド川の支流の「リトルコロラド川」を眺められる展望台や、まるで神社前の商店街のようなインディアンのお土産屋に立ち寄った後、北上してレイクパウエルを目指します。
芸術作品のようなアンテロープ・キャニオンを探検する
約2時間のドライブで、ようやく「レイクパウエル」の青い湖が見えましたが、まずは、その手前にある「ロウアー・アンテロープ・キャニオン」に立ち寄ります。すごく暑いので、発電機でエアコンを動かしながら、ホットドッグとサンドイッチの昼食を先に済ませました。
ここはインディアンのナバホ族居留地内にあり、そのパス5ドルと入場料12.5ドルを合わせて1人17.5ドルで高いけど、どういう所か写真を見せてくれたのがすごくいいので、その価値はありそうです。
入り口まで100mくらい案内してくれて、そこから岩の割れ目みたいな所を入って行きました。
すぐにはしごが3つくらいあり、それを降りるともう別世界です。外は40℃くらいあって暑いけど、中は日陰で暑くはありません。
水の流れのような壁の模様がとてもきれいです。子供たちは大はしゃぎで、横壁に登ったり、探検して嬉しそうです。
写真映えする景色なので、本格的に撮影しているグループがいました。
終点は、はしごで地上に上るようになっていました。外を歩いて戻るのも面白そうだけど、何しろ暑いので、また中を歩いて入り口まで戻りました。
巨大なグレンキャニオン・ダムを見学
次は、巨大なレイクパウエルを作り出したグレンキャニオン・ダムに立ち寄りました。ちゃんとキャンピングカー用の駐車場があるのが嬉しいです。
ダムを見たり、展示を見たり、200m以上も下にあるコロラド川(ここでは緑色)を見おろしたりしました。断崖絶壁の途中から生え出したような橋が、とても印象的でした。
レイクパウエル湖畔のキャンプ場に落ち着く
レイクパウエル湖畔の「ワーウィープ・マリーナ」のキャンプ場に行くと、シャトルバス、シャワー、ランドリーもあるし、木陰もあってなかなか良いです。1泊だけ予約しておいたけど、2泊に延長しました。妻がたまった洗濯を2杯分する間、私と娘は日記書き、息子は勉強、娘も日記の後は勉強です。
息子がプールに行きたがったので、シャトルバスに乗ってプールと言うと、そのすぐ近くで降ろしてくれました。小さなバスでドライバーも感じがいいです。プールの横は湖で景色は抜群、ジャグジーも温水シャワーもあって気持ちいいです。
ロッジの売店で明日に備えて湖の海図を買い、さっきと同じドライバーのバスでキャンプ場に戻り、チキン、冷やしシャブシャブ、そうめん、ご飯などで夕食にしました。