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4年連続でゴールデンウィークにヤマネコ号(正式名は帆船Ami)にアーサー・ランサム・クラブ(ARC)の仲間と乗船しますが、今回は初めて途中で1泊、それも高級リゾートホテルのエクシブ初島に泊まっての参加となりました。
伊東サンライズマリーナ出港
1日目は伊東から初島までで、この区間はARCからは私と妻だけの参加です。
JR伊東駅から歩いて伊東サンライズマリーナに着いたもののヤマネコ号が見つからず、港を間違えたかと一瞬思いましたが、1番奥のポンツーン(浮桟橋)に停泊していました。

総勢12名で予定通り10時に出港し、次々と帆をあげて・・・

今日はかなり風が吹いているので、1番取り扱いが難しい横帆のフォアトプスルを除いて、7枚のセールで帆走しました。

相模湾セーリング
1時間ほどで初島の近くまで来ましたが、入港する前にまだセーリングをたっぷり楽しみたいので・・・

初島を通り過ぎ、熱海の方に向かって相模湾をさらに北上します。

ヒーブツーして機内食
舵は交替で取るのですが、私が舵輪を握っている時にランチの時間になり、船をヒーブツーさせてANAの機内食をいただきました。

ヒーブツーするには、タッキングの要領で船を風上に向けて行きますが、ジブシートはそのままにしておき裏帆にして、その後に舵を逆方向に切ります。
そうすると、セールと舵が船を回そうとする力がお互いを打ち消しあって、あら不思議、かなりの風が吹いていても、舵輪から手を離しても、船はその場にじっと留まってくれるのです。
モーターボートでは不可能な、帆船だけができる技です。
ヒーブツー中に、船長の知り合いが乗ったクルーザーが近寄ってきて、ヤマネコ号の周りをぐるぐる回って挨拶していきました。

初島入港
天気予報では午後から雨でしたが、何とか降らずにもってくれて、初島に入港する時間となりました。

港は狭くて接岸するのが大変と聞いていたのですが、この日は他の船が少なかったせいか、特に問題なく港に入ってすぐポンツーンに係留できました。

写真左奥に見えているのが、今晩泊まるグランドエクシブ初島クラブで、送迎バスが港まで迎えに来てくれました。
伊東〜初島の航跡図です。目的地の初島は近いので、遠回りしてたっぷりセーリングを楽しめました。

エクシブ初体験
一緒にヤマネコ号に乗船してきたご夫婦がエクシブの会員で、今回はその紹介で乗船者一同が会員制の高級リゾートホテルに泊まれることになりました。
部屋はさすがに豪華で、窓いっぱいに広がる海の景色も素晴らしいです。

チェックイン後に雨が降り出したので、せっかくの庭は眺めるだけで歩けなかったのは残念です。

一通りホテルの中を探検しました。温泉露天風呂も良かったです。

夕食は遅いシフトの18:45からだったので、お腹を空かせたまま、吹き抜けのロビーの上からビュフェの品揃えを偵察すると・・・

アワビ、カニ、サザエ、イカなどの浜焼コーナーもあるようで楽しみです。

ようやく夕食の時間になり、さっそく卓上コンロでそれらを焼いて楽しみました。

かなりお高くなってしまいましたが、エクシブ初体験でした。