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バスに苦労して市場で買い出し
リスボンでの生活を始めるにあたり、まずは市場で新鮮な食糧を調達することにしました。
アパートの近くからバス1本で行ける「1月31日市場」という所に向かおうとすると、今日だけそのバス停は閉鎖だと通りがかりの親切な人が教えてくれました。
隣のバス停まで歩いて行きましたが、そこにも同じ張り紙があるからダメそうです。結局、川沿いの大きな道路まで歩いて行って、カイス・ド・ソドレ駅の近くから別系統のバスで市場まで行けました。
市場は巨大ではないけど十分以上に期待に応えてくれて、野菜、果物、鮮魚をいくつかのお店を回って少しずつ買いました。
帰りは別系統のバスに乗ると、途中からGoogle Mapの経路から外れだして、結局、来る時に乗った所で降りました。そこからアパートまでは登り坂ですが、それほど大変ではなかったので、ここも使えそうなバス停です。
大人気のトラム路線
今日は、リスボンで最も古い街並みを残すアルファマ地区を観光します。
最初の目的地のサン・ジョルジェ城までは、アパートから28番のトラム1本で行けるはずだったのですが、最初の700mほどの区間はトラムが廃止されてミニバスに代わっていたので、トラムの始発駅まで歩き、行列に並んでかなり待ってから乗車しました。
さすがに観光客に大人気のトラム路線だけあって、狭くて急で曲がりくねった道を器用に進んで行き、超おもしろかったです。
途中駅からもたくさん乗客が乗って来て、降りたい所で降りられるか心配になるほど満員になりましたが、サン・ジョルジェ城の最寄駅で大勢が下車しました。
サン・ジョルジェ城はスト
トラムを降りた所にあるサンタ・ルジア展望台からは、昨日下船したクルーズターミナルが目の前で、今日は世界最大級の帆船クルーズ船ウィンド・サーフ号(1.5万トン)が寄港していました。
そこから坂道を登って、サン・ジョルジェ城の入り口への門をくぐって行くと・・・
すごい人だかりで、なんとストで城内には入れず、明日来るように言われました。が〜ん。
シーフード・リゾットとジンジャ
仕方ないので、次の目的地のファド博物館を目指して、古い街並みの中の急坂の路地を歩いて降りて行きました。
ちょうどお昼だったので、ファド博物館の前の広場に面したお店でシーフード・リゾットのランチにしました。
エビ、ムール貝、たくさんのアサリが入っていて、とっても美味しかったです。1皿を2人で食べて十分な量がありました。
その広場には、名物のチョコレートのカップで飲むジンジャ(サクランボのリキュール)もありましたが、これもグッドでした。
下町の見どころ巡り
リスボンの下町で生まれた民衆音楽のファドは、やはりこの辺りのレストランで夜にお酒でも飲みながら聴くのが、正しい出会い方なのだと思います。
そういう経験なしにファド博物館(リスボン・カードで無料)を訪れても、残念ながらよく分からないままになってしまいました。
次に、カテドラルを訪れました。
階段を登った上から堂内を見渡せるのは珍しくておもしろかったです。
次に「うろこの家」と呼ばれている建物の外壁を見に行きました。確かに変わった装飾でおもしろいです。
期待を超えたアズレージョ美術館
最後に、特に妻が楽しみにしていた国立アズレージョ美術館を訪れました。
アズレージョは青一色だとずっと思っていたのですが、カラフルなアズレージョもたくさん展示されていて驚きました。
美術館の中は、階段の壁までアズレージョになっていて、見応えがあります。
教会を改装した美術館なので、豪華なチャペルもありました。
最後の方で見た壁一面のアズレージョは素晴らしかったです。
期待以上に素晴らしい美術館でした。